江戸錦似顔絵 原ショウ

 

数ある似顔絵の中で(故)北川氏と原氏が考案した『江戸錦似顔絵』
は、ただ似顔絵を描くだけでなく、お客様が侍になったり芸者になった
りする夢のある似顔絵である。お客様に八種類の中から好きな絵柄を選
んでもらい、その中に似顔絵を描いて行くその似顔絵は日本人はもとよ
り外国人にも大人気である。
 原氏は、 1970年頃より似顔絵の世界に入り、ホテル・デパート・
イベントで活躍すると同時に第14回読売国際漫画大賞に入選などその
実力は評価されていた。1982年より(故)北川氏と試行錯誤の末、
数ある似顔絵との差別化を計るため一風変わった錦似顔絵を完成。
現在では錦似顔絵を真似た類似品も多く出ているが『江戸錦似顔絵』と
して15年の歴史と商標を持つのは原氏のみであり、27年の画歴に
「錦絵」を加えたその錦似顔絵は老若男女を問わず幅広く喜ばれる似顔
絵である。